「トライオートFXのコアレンジャー豪ドル/NZドルは運用コストが高いって聞いたけど、これって何とかならないの?できれば初期設定よりも利回りが高い設定があれば知りたい。あと、設定方法も!」
そんなあなたのお悩みにお答えします。
こんにちは、1,200万円以上の資産を運用している、30代技術系エンジニアのchiro(@chiro_y_y)です。
あなたはもうトライオートFXのコアレンジャーを運用されていますか?
もっとも人気がある通貨ペア豪ドル/NZドルでは、稼働開始から年利回り約30%が得られまています。
chiroが感じたコアレンジャー豪ドル/NZドルの致命的なデメリットは取引コストの高さでした。
このデメリットを克服するためのたった1つの方法は利幅を広くすることです。
1. コアレンジャーのデメリットを軽減する方法
2. 具体的な利幅(アレンジ設定)
3. アレンジ設定の実績
4. アレンジ設定の設定方法
ちなみに、ご紹介する新設定は手動で設定を行います。
コアレンジャーのメリットのひとつである「設定が簡単さ」は失われていますので、「少しぐらい設定が面倒でも構わないけど、利回りが高い設定が知りたい」という方だけこのまま読み進めてください。
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目次
コアレンジャーとは?
コアレンジャーとはトライオートFXの自動売買セレクトに実装されている、自動売買ロジックです。
トライオートFXって何?って方はまずこちらの記事をご覧ください。

コアレンジャーはレンジ相場を形成する通貨ペアに強く、中でも実装前のバックテストにおいて豪ドル/NZドルは年利回り40%以上をたたき出しています。
そのうえ、最少13万円の資金で始められるというお手軽さもあって、自動売買セレクトに実装されてすぐに大人気となっているロジックです。
さらに詳しい特徴などは以下の記事に書いていますので、コアレンジャーをより深く理解したい方はぜひお読みください。
コアレンジャーの致命的なデメリットは取引コスト
一見、デメリットがなさそうなコアレンジャーですが、豪ドル/NZドルは初期設定のままでは致命的なデメリットがあります。
コアレンジャー豪ドル/NZドルのデメリットは取引コストです。
取引コストは運用し続ける限り支払い続けることになるため、利回りを大きく圧迫してしまいます。
その取引コストは往復で9.8pipsです。
【コアレンジャー豪ドル/NZドルの取引コスト】
①スプレッド:5.8pips
②手数料:往復4pips
⇒①+②の合計で取引1回あたり9.8pipsの取引コストがかかる
往復9.8pipsが日本円でいくらなのか計算してみると、1NZドルを73円として1,000通貨あたり71.5円です。
ちなみに、初期設定でコアレンジ帯のトラップは1,000通貨あたり約146円の利益が得られます。
これは71.5円の取引コストを差し引いて手元に残る利益が146円という意味です。
146円の利益に対して71.5円の取引コストがいかに高いか、おわかりいただけると思います。

コアレンジャー豪ドル/NZドルのアレンジ設定
デメリットを軽減するためにアレンジ変更を考案したしました。
試行錯誤のすえ、現在は以下の表の設定で運用しています。
コア or サブ | 初期設定 | 新設定 | |
利幅 | コアレンジ帯 | 20 | 60 |
サブレンジ帯 | 70 | 100 | |
トラップ幅 | コアレンジ帯 | 35 (トラップ本数44本) |
17.5 (トラップ本数74本) |
サブレンジ帯 | 70 (トラップ本数12本) |
70 (トラップ本数12本) |
(単位はすべてpips)
また、この新設定は1,000通貨あたり約20万円で運用できると見込んでいます。
ただし、これは推奨証拠金ではありませんので新設定を真似される方は資金を多めに用意して運用されることをおすすめします。
実績はこのブログで定期的に公開していますので、最新情報は以下の実績記事もしくは利回りランキング記事をご覧ください。


利幅を変更
コアレンジャー豪ドル/NZドルのデメリットを克服するには利幅を広くするしかありません。
取引1回あたりのコストがほぼ固定なので、取引1回で得られる利益を大きくして相対的に取引コストを抑えます。
初期設定ではコアレンジ帯の利幅は20pipsに設定されています。
これにスプレッドと合わせると、20pipsの利益を得るために9.8pipsの取引コストを支払うことになるので約33%の取引コストを支払っていることになります。
そこで、初期設定では20pipsだった利幅をもっと大きく設定します。
具体的には利幅を60pipsに設定しました。
60pipsの根拠はTR(トゥルーレンジ)です。
【TR(トゥルーレンジ)】
値動きの大きさを示す指標。
単純にはロウソク足の長さですが、前の足の終値を考慮して算出されます。
TRの移動平均値はATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)と呼ばれ、ファンダメンタル分析手法に用いられる指標となります。
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これはコアレンジャーが実装されてからの週足のTRです。
豪ドルNZドルは1週間で平均して0.00675NZドルしか動かないことを意味しています。
つまり、67.5pips以下であれば決済されやすいといえます。
そのため、手数料分を考慮して利幅は60pipsとしました。
これで取引コストの割合が33%から14%まで下がります。
サブレンジ帯の利幅はもともと70pipsでしたが、100pipsとしました。
こちらは、そのうちコアレンジに戻ってくるだろうというぐらいのラフな考えです。
ただし、単純に利幅を広くしただけでは決済回数が減ってしまいます。
日々小銭を稼いでくれている感が欲しいchiroとしては、多分物足りなくなると思います。
そこで、減ってしまう決済回数を補うためにトラップ幅を狭く調整します。
言い換えるとトラップ本数を増やすということですね。
トラップ幅を変更
初期設定でコアレンジ帯のトラップ幅は35pipsです。
単純に決済回数を2倍にするために、コアレンジ帯のトラップ本数を増やしてトラップ幅を半分にしました。
なので、コアレンジ帯のトラップ幅は35.0pipsから17.5pipsに狭くなります。
サブレンジ帯のトラップ幅は70pipsのままとしました。
利幅を20pipsから60pipsへ3倍に広げたのに対してトラップ幅は1/2なので、初期設定よりも決済回数が減ってしまいますが、運用実績として毎週利益を上げてくれて高利回りが実現できているので良しとします。
コアレンジャー豪ドル/NZドル設定変更後の実績
アレンジ設定①(中止) 利幅120,150pips、トラップ幅17.5,70pips
この設定はすでに運用を中止しました。現在はアレンジ設定②で運用しています。
8月13日~10月19日まで50営業日(約2か月間)、以下の設定で運用しました。
コア or サブ | 初期設定 | 新設定 | |
利幅 | コアレンジ帯 | 20 | 120 |
サブレンジ帯 | 70 | 150 |
|
トラップ幅 | コアレンジ帯 | 35 (トラップ本数44本) |
17.5 (トラップ本数74本) |
サブレンジ帯 | 70 (トラップ本数12本) |
70 (トラップ本数12本) |
こちらは、運用中の豪ドルNZドルのチャートです。

アレンジ設定の運用を開始したときは上サブレンジ帯でしたが、その後ほとんどの期間はコアレンジ帯を推移しました。
以下が運用実績で、このグラフは週ごとの利益を比較しています。
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最終週以外はすべて初期設定に軍配があがりました。
50営業日のトータル利益は初期設定15,772円、アレンジ設定10,872円。
と、いうことで「初期設定」と「コアレンジの利幅120pipsのアレンジ設定」とでは、「初期設定」の方が利回りが高くなりました。
次のアレンジ設定を検証していきます。
アレンジ設定②(採用!) 利幅60,100pips、トラップ幅17.5,70pips
現在はこちらのアレンジ設定②で運用しています。
2018年10月22日より新たなアレンジ設定で試験運用を開始しました。
コア or サブ | 初期設定 | 新設定 | |
利幅 | コアレンジ帯 | 20 | 60 |
サブレンジ帯 | 70 | 100 |
|
トラップ幅 | コアレンジ帯 | 35 (トラップ本数44本) |
17.5 (トラップ本数74本) |
サブレンジ帯 | 70 (トラップ本数12本) |
70 (トラップ本数12本) |
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約3か月運用した結果、こちらのアレンジ設定は月に約10,000円の利益を出せていて、年利回りにすると約60%と非常に優秀でした。
もちろん初期設定の実績を大きく上回っています。
アレンジ設定はこのまま運用し続けたいと思います。
週ごとの実績は週次報告にて公開しています。
コアレンジャーの設定変更方法を画像で解説
ここからは初期設定を変更して、アレンジ設定②をつくる方法をご紹介します。
念のため為替が動かない土日に行ってください。
手順は以下の通りです。
【コアレンジャー豪ドル/NZドルの設定変更手順】
1. コアレンジャー豪ドル/NZドルを稼働する
2. 利幅を変更する
3. 追加の買いトラップを仕掛ける
4. 追加の売りトラップを仕掛ける
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1. コアレンジャー豪ドル/NZドルを稼働する
まずはベースとなるコアレンジャー豪ドル/NZドルを稼働させます。
トライオートFXのホーム画面左上の「自動売買セレクト」をクリックします。
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「コアレンジャー豪ドル/NZドル」を選択し、「カートに入れる」をクリック。

左右の矢印をクリックして1,000通貨単位で通貨量を選択し、「注文を確定する」をクリック。
ちなみに、chiroは1,000通貨で運用しています。

これでベースとなるコアレンジャー豪ドル/NZドルが稼働しました。
2. 利幅を変更する
次に、稼働したコアレンジャー豪ドル/NZドルを選択し、「変更」をクリックして表示された「利」のボックスに利幅を入力していきます。
コアレンジ(7~38番目の注文)は20pipsを60pipsに、サブレンジ(1~6、39~44番目の注文)は70pipsを100pipsに変更します。


これが一番面倒な作業です。頑張ってください。
3. 追加の買いトラップを仕掛ける
トライオートFXのホーム画面左上の「自動売買パネル」をクリック。

「複数作成(カスタム)」タブで以下の画像の通りに入力してください。

自動売買リストはホーム画面に表示される注文名になります。
chiroはわかりやすいように「コアレンジャー豪ドル/NZドル買い追加」と名付けました。
ただの名前なので何でもOKです。

「リストを追加」と「リストを確定」をクリック。

内容に間違いがなければ「自動売買を稼働」をクリック。

これで買いの追加注文が完了しました。
もう一息です。頑張ってください。
4. 追加の売りトラップを仕掛ける
続けて下記の画像の通りに入力します。

自動売買リストはホーム画面に表示される注文名になります。
chiroはわかりやすいように「コアレンジャー豪ドル/NZドル売り追加」と名付けました。

「リストを追加」と「リストを確定」をクリック。

内容に間違いがなければ「自動売買を稼働」をクリック。

お疲れ様でした。これですべての設定が完了です。
最後に
コアレンジャー豪ドル/NZドルの、取引コストが高いというデメリットを克服するための新設定をご紹介しました。
ご紹介した方法で取引コストがおさえ、利回りが良くなることが期待したいと思います。
今後、新設定の運用実績を公開していきますのでご期待ください。
ではまた、chiroでした。
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